2010年7月16日(金)西日本新聞で紹介されました!

2010年(H22)7月16日(金)西日本新聞

2010年(H22)7月16日(金)西日本新聞

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抗がん剤治療の副作用で髪の脱毛に悩む女性患者を対象に、かつらを無料で貸し出すサロンが今月、福岡市・天神にオープンした。
※現在、レンタル料は無料ではなく1年間5,500円となっています。詳しくはこちら

同市の任意団体「ウィッグリング・ジャパン」が事業を計画。今春から100個を目標にかつらを集めてきた。「そっちの方が似合うんじゃないかしら」「すごく自然に見えますよ」。サロンでは、おしゃれを楽しむように自分に似合うかつらを選ぶ女性患者の姿があった。

「女性がん患者 勇気をリレー」病克服した提供者も

医療用のかつらは、安いものでも10万円近くするという。ただでさえ抗がん剤治療は費用がかさむため、かつらの購入を迷う患者も少なくない。サロンを訪れ、念入りにかつらを選んでいた女性(62)は「入院と通院を繰り返していると負担が大きいので、助かります」と笑顔を浮かべた。

サロンは予約制で、毎週月曜と水曜に開ける(※2018年現在は月2回の開催となっており、日程はホームページでご確認ください)。かつらの貸し出しのほか、がんを乗り越えた女性スタッフが患者の相談にも応じる。今後は患者や家族、関係者が集まり、情報交換や交流ができるイベントなども企画していく予定だ。

この事業は、同団体の上田あい子代表(35)が、闘病中の知人が副作用による抜け毛に悩む姿を見て、思い立った。初日にサロンを訪れた女性も「病気だと分かったときもショックでしたが、髪の毛が抜けた方がもっとショックでした」と打ち明ける。

これまでに集まったかつらは、新品だけでなく、病気を克服した元患者からの提供も多かった。「同じように悩む人のお役に立てれば」「落ち込むことはありますが、気持ちの持ちようです。いろんな髪型を楽しんで」。かつらに添えられた手紙には、励ましの言葉がつづられていた。

がんが見つかるとふさぎ込みがちだが、かつらを付けて外出することが、元気を取り戻すきっかけにもなる。だから上田代表は、この取り組みを「勇気のバトンリレー」と呼ぶ。

「病気を克服して使わなくなったかつらを闘病中の患者に貸すことで、病に立ち向かう勇気と、女性としての自信と喜びを届けられたら」

今後もサイズや髪形の種類を増やして利用者の要望に対応するため、かつらの収集を続けていく。

問い合わせは同団体事務局092-725-6623

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