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2011年(23年)12月5日(月)読売新聞

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髪を失った女性に笑顔を

がんの治療で髪を失った女性のために、治療を終えた人からかつら(ウィッグ)の提供を受け、無料で貸し出すNPO法人を7月に設立した。法人名には「ウィッグを通じて、勇気や希望、笑顔をつなぐ輪(リング)をつくる」との思いが込められている。

昨年春、幼なじみが乳がんを患ったのがきっかけだった。ふさぎ込む様子を見て、がんを克服した知人に相談したところ、かつらを薦められた。高額だったため、知人に借りたかつらを持参すると、「元気になって、自分も次に渡したい」と前向きな言葉を口にした。

「いろんな人をつなぐために、自分が動けば、患者さんを笑顔にできる」。こう実感し、映像制作会社を経営する傍ら、昨年7月にNPO法人の前身となるボランティア団体をつくった。

かつらは次に使う人への手紙とともに寄せられる。毎週月曜日と第4土曜日、福岡市・天神の事務所で元患者のスタッフらとともに相談に応じている。「健康は幸せの基本。多くの女性が、自分の体を守ることをもっと考えるような社会にしたい」と語る。(※2018年現在は月2回の開催となっており、日程はホームページでご確認ください)

問い合わせは事務所(092.725.6623)

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