提携美容室

美容師によるがん患者さんの外見ケアのためのアピアランスサービス
AS(アピアランスサポート)サービスがスタート

ウィッグリング・ジャパンでは、使用済みや新古品のウィッグ(かつら)を全国の皆様のご厚意でご寄付いただき、患者様へレンタルするという活動を8年間(2018年現在)行ってまいりました。

これまでに約1000名の方へウィッグを貸し出ししてきましたが、この活動はウィッグを一時的に貸し出すという支援内容ですので、自由にカットすることは出来ません。次の方へ貸し出しするため仕方ないのですが、ご利用者様のご希望に完全に合うヘアスタイルをご提供出来ない一面もありました。

そこで、このような問題を美容のプロである美容師と協力して解決しようと、美容総合商社 株式会社ダリア様との協働事業が始まりました。美容師が、患者様の脱毛・発毛に合わせて地毛やウィッグのカットやメンテナンスをすることで、患者様のアピアランス(外見・容姿)をサポートするプロジェクトです。

ピアサポーターの美容師さん

全国各地にピアサポーターの美容師さんが増えてとても心強いです

このAS(アピアランスサポート)サービスの特徴は、担当美容師がウィッグのカット、メンテナンスなどの技術面のみならず、「がんに関する基礎知識」、「お客様とのコミュニケーションマナー」など、NPO法人 ウィッグリング・ジャパン ピアサポーター養成講座を受講して、サービス提供に必要な知識を学ぶという点です。

当団体理事の久留米大学先端癌治療研究センター 山田教授、同じく理事のサンタマリア企画 城戸代表による「ピアサポーター養成講座」が2018年7月より始まりました。参加者からは、これまで学んだ知識の復習と普段何気なく使っている言葉、言葉選びの難しさを再認識しましたという感想がありました。また、山田教授からは、どのようにがんができるのか、外科手術・化学療法など現在の治療法、薬物療法の副作用についての話があり、「聞いたことはあるが、詳しく知らなかった」と、皆さん真剣にメモを取られていました。

最新のがん医療情報も含めた山田教授の分かりやすい講義

長時間に渡る講習ですが、皆さん真剣な表情で学んでいます

コミュニケーション講座のロールプレイの時間には意見が飛び交います

受講された方の中には「これまでに家族や知人ががん治療で苦しんでいる姿、外見・容姿の変化を間近で見てきたが、何もできずとても辛かった」というような経験をされた方が多く、美容師として何かやれることはないかと考えていた方々でした。

そのような想いや技術を持ってサービスを提供してくれるASサロンが増えることは、当団体が目指す「がんにかかっても安心して生活できる社会創り」への大きな一歩だと考えます。AS(アピアランスサポート)サービスを通じて、がん治療の副作用による外見・容姿の変化に不安をもつ女性の皆様の笑顔のお手伝いになれば嬉しく思います。

今後も少しずつではありますが、ASを行えるサロンを全国に増やしていきます。外見・容姿に不安を抱えられている方は、是非、ASの問い合わせ窓口までご相談下さい。サロンを代表する担当美容師が皆様に寄り添い、普段の生活を笑顔で過ごせるようお手伝い致します。

美容師によるアピアランスサービス

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