2011年10月10日(月)西日本新聞「くらし特報」で紹介されました!

西日本新聞2011年10月10日

NPOと久留米大 福岡市で医師ら講師に月1回 質問しやすい環境で 若い世代にも関心を

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ホテルのカフェで、がんを学びませんか――。NPO法人ウィッグリング・ジャパン(福岡市)と久留米大学先端癌治療研究センター(福岡県久留米市)は今月から、久留米大の医師などを講師としたがんセミナーを毎月1回、福岡市中央区大名の西鉄グランドホテル1階グランカフェで開く。普段は医師に距離を感じて質問したくてもできないという人が結構いることから「ケーキセットを楽しみながらリラックスできる環境で学んでもらおう」と企画した。

カフェでゆったり がん学ぼう

初回は18日でテーマは「乳がん」。講師は久留米大医学部講師の唐 宇飛氏(医師)。第2回は11月15日で、テーマは「婦人科(子宮・卵巣)がん」。講師は同学部助教の河野光一郎氏(同)。第3回は12月6日で、テーマは「脳腫瘍・まれながん」。講師は同学部准教授の寺崎瑞彦氏(同)。

3回とも午後3~4時半で、講師が治療法などについて話した後、参加者の質問に応じる。定員は各回30人。参加費は1回当たり1,000円でケーキセット付き。会場の窓からは、人工の滝の景観も楽しめる。

3回が終わった後も、がん予防医学などのテーマで、月1回のペースで続けていく。講師は久留米大だけでなく九州大などからも招く予定。

また財団法人福岡県すこやか健康事業団も、初回に西鉄グランドホテル駐車場に乳がん検診車を展示するなどして、この企画に協力していく。

ウィッグリング・ジャパンは昨年から、抗がん剤の副作用で髪を失った女性がん患者に対し、無料でウィッグ(かつら)を貸し出す活動に取り組んでいる。
※現在、レンタル料は無料ではなく1年間5,500円となっています。詳しくはこちら

その活動に感銘を受けた同研究センター所長の山田亮教授が、センターとして活動のPRに協力。ウィッグリング・ジャパンが今年7月にNPO法人化した際、山田教授は役員となり、つながりを深めている。

今回のセミナーについてウィッグリング・ジャパンの上田あい子代表理事は「医師を”上”の存在と思ってしまって聞きたいことを聞けない人たちがいる。そういう”上下関係”がない、だれもが対等な場にしたい」と語る。山田教授は「今は健康で、がんへの関心が低い若者にも参加してもらえれば」と話す。

久留米大側には世界に先駆けて取り組む「がんペプチドワクチン療法」を福岡都心部でPRしたいとの狙いもある。

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