2018年11月30日(金)福岡市中央区大名にあるアフリカ料理店「BLUE BANANA」にて「第12回ウィッグリング・ジャパン 冬の感謝祭」が開催されました。
今回もウィッグリング・ジャパンの活動を支えてくださっている多くの仲間が集まり、改めて活動を行っていく活力をいただく機会となりました。
副代表理事の山田 亮教授(久留米大学先端癌治療研究センター所長)の乾杯の挨拶に始まり、アフリカのウガンダ出身のオーナーの美味しくて珍しいアフリカ料理やボジョレーヌーボーを楽しみながら、参加者のみなさんとの交流を深めました。
アフリカンミュージックのパーカッションの生演奏は迫力があり、子どもも大人も体を動かさずにはいられないようなリズムにのって、お祭りのような賑やかな時間を過ごすことができました。
代表理事上田 あい子からは、当団体の取り組みや2018年の活動を報告、そして今年、新しい取り組みとして始まった全国の美容室との連携事業「アピアランスケア(AS)サービス」の紹介、新潟、大阪、福岡、東京、栃木での研修の様子をお伝え致しました。2019年も引き続き、がん患者さんのアピアランスサービスが行える美容室を全国に増やしていく予定です。
また、毎月開催している「カフェで学ぼうがんのこと」のセミナーに関しては、「患者様自身だけでなく、そのご家族や周りの方が病気を理解することは、より患者さんに寄り添えることに繋がると思いますし、そういったことが病気と闘う力になると思いました。こういった貴重な勉強会には、是非参加したいです。」という感想も出ていました。
2018年の1年間で集まったウィッグの寄付は約600個、本年度新たにウィッグをレンタルされた方は60人でした。当団体の活動にご賛同いただき、ウィッグをご寄付いただいた方々の想いを、まさにウィッグを必要としている全国の方々に届けることが出来ているのは応援してくださる皆さまのおかげです。
次回の感謝祭は夏頃の開催予定です。どなたでもご参加頂けますので、多くの方々とお会い出来ることを楽しみにしています!